Oracle PD Cloud

Oracle PD Cloudが向いているユーザーとは?クラウド型PLM運用を検討する際のポイント

クラウドでのPLMの運用をお考えですか?ぜひご検討をお勧めします。多くの企業がPLMサービスをクラウドに移行したいと考えています。計算処理リソース、ネットワーク基盤、ストレージ容量、バックアップといったIT固有の問題から開放されるためです。また、XaaS(インフラストラクチャー、ソフトウェア、プラットフォーム、ファンクション等のアズ・ア・サービス)利用モデルを直接組み合わせることができます。

柔軟な適応力があり、例えば、強力なコンピューターリソースに動的にアクセスし、ピーク時のワークロードに迅速に対応することができます。クラウドプロバイダーを利用することで、お客様の要件にきめ細やかに対応して拡張可能な、サイバーセキュリティーの確保された安定したサービスを受けることができます。お客様自身のオンプレミス環境では実現できない大幅なコスト削減も同時に実現します。

製品データやプロセスをクラウド上で領域横断的に管理することは、特に中小企業にとってオンプレミスソリューションに取って代わる有効な手段となります。

クラウド上で製品ライフサイクルを管理することのもう一つの利点として挙げられるのが、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ&アナリティクス、機械学習等の人工知能アプリケーション、複合現実サービスの開発等のネットワーク化されたソリューションに簡単に統合できる点です。

当社の統合ソリューションはオラクルとのコラボレーションにより実現しています。

* SOLIDWORKSライセンス条件により、このコネクタはお客様専用プロジェクトとしてのみご提供可能です。

Oracle PD CloudをSAASソリューションとして提供

当社は長年にわたりオラクルと提携し、クラウド型PLMサービスの提供を検討しているお客様向けにJ2CIを運営してきました。当社はOracle Product Development Cloudを利用し、様々なシステムを統合する当社のベストインクラスの統合ソリューションの幅広いポートフォリオをクラウドに移行しました。

PLM製品データに高度にアクセスするための基盤の豊かなバリエーション

お客様にとって最適なクラウド型PLM運用の形は、組織構造やポートフォリオ、どのようなユースケースやプロセスをマッピングしたいかにより異なります。

どのような形でご利用いただく場合も、Oracle PLMと当社のxCADコネクタをすぐに利用可能です。オンプレミス展開と同様に、クラウド型PLMシステムもワークフローの自動化やバージョン管理・変更管理の統合により、製品開発におけるコラボレーションを促進します。XSPHEREフェデレーションにより、データをコピー、移行しなくても、クラウド上のお客様の各システム、元のシステムからリアルタイムにデータを非常に簡単に取得できます。

XPLMによる新たなPLM戦略

メカトロニクスシステムのサプライヤー各社では、製品、デバイス、機械、システムに搭載する機能の高度化が進んでいます。これには開発部門における機能やシステムに関する分野横断的な考え方と反復的なコラボレーションが必要となります。相互互換性のある開発バージョンを共同で管理することで、このような開発コラボレーションが容易になり、市場投入に向けてより短期間で準備を整えることができます。

開発部門が別の場所にある場合や、社外パートナーも関わっている場合、クラウドにより、VPM接続がなくてもデータへのアクセスが簡素化されます。クラウドでの作業は専用アクセス権や多要素認証(MFA)によりセキュリティーが確保されます。

サプライチェーン上のクラウドシステム:データ駆動型ビジネスモデルのための接続性

長い製品寿命を通して高いシステム可用性を保証できるサプライヤーが選ばれています。システムサプライヤーにとっては、システムのライフサイクル全体を通して顧客と密接なパートナーシップを築いていくチャンスとなります。

システムをネットワーク化すれば、サービスポートフォリオをインテリジェントなデータ駆動型のサービスで拡張し、新たな事業分野を開拓することができます。拡張現実(AR)を用いた遠隔サポートによる状況監視や状況に応じた保守、収集したプロセスデータや性能KPIの評価等、幅広いサービスを通して、御社の顧客が障害を回避し、想定外のダウンタイムを最小限にし、システムパフォーマンスを向上できるよう支援できるようになります。御社と御社の顧客の双方にとっての典型的なwin-win関係を創出し、両社の成長と競争力の強化に貢献します。